今回は、「キャンプをはじめたい」「だけど何もかも分からなくて不安」という方のために、初心者がよく疑問に思うことについて丁寧に回答していきたいと思います!
これさえ読めば、不安なんてどこえやら。きっと「不安」が「楽しみ」に変わるはずです!
あなたの “はじめてのキャンプ” の参考になれば幸いです。
- これからキャンプをはじめたい人
- はじめてのキャンプに不安を抱えている人
目次からそれぞれの疑問へ飛べるようになっているので、ご活用ください!
目次
準備編
何から準備すれば良いのか分からない。。
大丈夫!キャンプに「正解」はありません。最低限必要なものを揃えて、キャンプ場のルールさえ守れば安全に楽しくキャンプができますよ。
疑問を解決して、準備からとことん楽しんじゃいましょう!
1.最初のキャンプで必要なものってなに?
キャンプには、テント、寝袋、テーブル、チェア、焚火台などの大きなものから、ライト、お皿、テッシュなど小さなものまで、たくさんのキャンプ用品が必要になります。
でも、必要なものには優先順位があります。
こちらの記事に詳しくまとめてありますので、参考にしてみてください!
キャンプの持ち物チェックリスト|道具の種類と選び方のポイントをご紹介
はじめてのキャンプであれば、最初から揃えようとする必要はありません。むしろ、最初から全て揃えようとしないことが得策!
実際にキャンプ場に行くと、周りの人が使っているキャンプギアが気になって欲しくなったりするものです(これ、僕もだけじゃないハズ!)。
キャンプ場で「あれカッコいいな」「あれ便利そう」と思ったキャンプ用品をメモしておいて、口コミを調べながらコツコツと集めていくのも楽しみの1つではないでしょうか。
(そうやってだんだんキャンプ沼にハマっていくんです!笑)
一度キャンプを経験してから、じっくりと考えて必要なものを集めていきましょう!
「とりあえずキャンプをやってみたい!」
という人は、レンタル用品が充実しているキャンプ場で試してみるのがおすすめ。
最近では全て準備されているグランピングも人気ですね。料金は高めですが、雰囲気を味わうにはもってこいだと思いますよ。
また、キャンプ用品のレンタルを行っているお店もあります。使ってみたい商品があれば、レンタルして使い勝手を確認したうえで購入するのもアリだと思いますよ。
2.キャンプ場の予約ってどうやるの?
これ、本当にはじめての人は絶対に疑問に思いますよね!僕も最初はそうでした。
予約する前に、どのキャンプ場へ行くかを決める必要があります!!当たり前ですが。
キャンプ場の選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください⇩⇩⇩
キャンプ場はどう選ぶ?キャンプ初心者がチェックすべき6つのポイント
予約については、最初はキャンプ場の予約サイトを利用するのが良いでしょう。予約サイトいくつかありますが、一番のおすすめは大手予約サイトの【なっぷ】。
掲載されているキャンプ場の数が多く、予約もキャンセルもサイト内で簡単にできちゃいます!キャンプ場の空き状況の確認や検索が簡単なのも◎!
まずは「なっぷ」にアクセスしてキャンプ場を探してみましょう!
キャンプ場予約サイトについてはこちらの記事を参考に⇩⇩⇩
キャンプ場の検索サイトを徹底比較!キャンプ初心者におすすめなサイト5つ!
ただ、予約サイトには載っていないキャンプ場もたくさんあります。口コミで人気の高いキャンプ場はそのキャンプ場HPからでないと予約できないこともあるので、気になるキャンプ場があればHPをチェックしてみましょう!
ちなみに、キャンプ場選びの参考になる本も販売されていますよ!
キャンプ場が安くなるお得な本をご紹介!年3回以上キャンプへ行く人必見!
3.予約はいつするの?
これについては、キャンプ場によります!
予約開始日が2ヶ月前だったり3ヶ月前だったり、毎月1日からだったり20日からだったり…
行きたいキャンプ場のHPを見て、予め確認しておくと良いでしょう!キャンプ人気で予約が取りづらくなっており、予約開始日になった瞬間に予約がいっぱいになることも。
人気のキャンプ場や連休の予約は事前の準備が大事です!
ちなみに、キャンプ場によっては、会員になれば一般の人より早く(例えば10日前とかに)予約できるところもありますよ。
4.「アーリーチェックイン」「レイトチェックアウト」ってなに?どうやるの?
2つの言葉の意味は直訳通り、、
レイトチェックアウト=遅いチェックアウト
です。
どちらも、キャンプ場の滞在時間を延ばす行為になります。
それぞれの延長できる時間はキャンプ場によって違います。追加料金も発生する場合と無料の場合があります。
まずは予約したいキャンプ場に直接問い合わせて確認してみましょう。
ちなみに、どちらか言えばおすすめは「レイトチェックアウト」。
通常チェックアウトは11時くらいのキャンプ場が多く、はじめての撤収は慌ただしくなること間違いなし!
焦って片付けをすると、帰宅してから改めて荷物を整理整頓する必要が出てくるので、チェックアウトの時間を延ばして焦らずに撤収をするのが得策でしょう。
撤収の秘訣については後述しますね。
5.キャンプは何月に行くのがベスト?
キャンプは1年中楽しめます!
とはいえ、冬のキャンプはそれなりに準備と度胸が必要なので初心者にはおすすめしません。
やっぱり気持ちよく過ごせる「春と秋」がおすすめ!真夏であれば、涼しい高地が良いでしょう。
「春と秋」と言っても、行く場所によってはストーブが必要なくらい寒くなるところも。天気予報を見て、最低気温が15度以上の場所に行くことをおすすめします!
あと、梅雨の6月は避けた方が無難。
雨の日のキャンプは設営も撤収も負担は2倍以上(個人的な感覚ですが)!辛い思い出になってしまうかも…
梅雨の時期は、とりあえず予約を入れて晴れたら行く!雨だったらキャンセルする!というもの1つの手。ただ、他にも予約をしたい人がいることも頭に入れておきましょうね!
6.キャンプにはどんな服装で行けば良い?
もちろん、服装は自由です!!
が、自然の中で過ごすことを考慮して着替えを多めに準備しておきましょう!
山に近ければ近いほど、急な天候の変化なんて当たり前。「さっきまで晴れてたのに急に土砂降り〜」なんてこともよくある話。
カッパも必須と言えるでしょう。
さらに、朝晩の冷え込みには要注意!
高地であればあるほど、内陸であればあるほど、気温の日較差(1日の最高気温と最低気温の差)は大きくなります。
日中は「半袖半ズボンで過ごせたのに夜はパーカーが必要」なんてのも当たり前。
自然はいつ牙を剥くか分からないので、念には念を入れて服装を準備しておきましょう!
それから、焚火を楽しみたいなら難燃性素材の長袖長ズボンがあると重宝しますよ。
ワークマンで安く買えるので探してみてください!
当日編
いよいよキャンプ当日!
楽しみでワクワクする気持ちと、不安でソワソワする気持ちが交錯することでしょう!それもまた楽しみの1つですね。さぁ、はじめてのキャンプへ出発です!
1.キャンプ場についたらまず何をする?
まず行くべきところは「受付」です。
受付では、お金を払うのはもちろん、キャンプ場内の利用方法について説明をしてくれるところがほとんど。分からないことがあればどんどん質問してみましょう!
特にお風呂やシャワーの時間、ゴミの出し方などはキャンプ場によって違うので、受付で確認をしておくと良いですよ。
次にすべきことは、サイトの確認!
区画サイトであれば、割り当てられた区画の傾斜や樹木の位置などを確認してレイアウトを考えましょう!
フリーサイトの場合は、炊事場やトイレまでの距離や周りの人との距離感を考えながら場所を決めると良いですよ。
そして、ある程度設営が完了したら、キャンプ場をぐるりと一周まわることをおすすめします!炊事場やトイレの場所を確認するのはもちろん、キャンプ場の全体像が見れて楽しい発見がたくさんあるはずです。
くれぐれも、ほかの人のサイトに無断で入らないように気をつけましょうね!
キャンプ場のマナー5つ|キャンプ場へ行く前に知っておきたいキャンプの常識
2.はじめてのキャンプ飯は何がおすすめ?
「キャンプでキャンプ飯を作ってみたい!」
と思っている人も多いハズ。
ただ、初回から意気込みすぎないように気持ちを抑えて抑えて。
はじめてのキャンプでは、思い通りに設営ができないものです。ゆっくりする時間もないまま夕食作りの時間…なんてことにもなりかねません。
朝食も同様。
想像以上に撤収には時間がかかるので、朝食に時間をかけすぎないことも大切です。
はじめてであれば、準備も片付けも簡単なレトルト食品をうまく使ったり、フライパン1つでサクッとできるレシピにすることをおすすめします。(個人的には、コンビニでも全然ありだと思います)
例えば、キャンプの定番メニューであるカレーを作ろうものなら、ご飯を炊いたり、野菜を切って煮込んだりと工程が多くて時間もかかりますよね。
楽しくできれば問題ないですが、はじめてのキャンプをゆっくりじっくり楽しみたいのであれば、食事は凝りすぎない方が無難です!
なるべくゆっくりする時間をつくり、焚火をしたり、夜空を眺めたりしてはいかがでしょう?
本格的なキャンプ飯は、2回目以降の楽しみとして取っておくと良いですよ!
3.お風呂ってどうするの?
一昔前なら、
キャンプ=お風呂には入らない
が一般的でしたが、現在ではお風呂もしくはシャワーがあるキャンプ場は珍しくありません。場所によっては、貸切風呂があるところもありますよ。
お風呂は、受付で事前予約することが多いです。受付の際に予約状況を確認しましょう!(キャンプ場を予約すると同時に予約できるところもあるのでHPまたは電話でチェック!)
シャワーは、予約なしで先着順がほとんど。「10分200円」などとなっていて、その場で100円玉が必要です。お風呂セットと一緒に準備しておくと良いですよ。
ちなみに、お風呂やシャワーがあるキャンプ場にはドライヤーも完備されているところが多いですが、コロナ禍で使用禁止になっている場合も…
必要に応じて、電源サイトの予約とドライヤーの持ち込みをしましょう。
4.一泊のスケジュールはどんな感じ?
一泊でのキャンプは、意外と慌ただしいです。予め時間配分を考えておくことをおすすめします。
参考までに、我が家のスケジュールをもとに、初心者向けのスケジュールを立てましたのでこちらの記事を読んでみてください⇩⇩⇩
キャンプ初心者向けのタイムスケジュールはこれだ!【1泊2日編】
キャンプでは、時間に余裕をもって行動することが鉄則!何をするにも「早すぎかな?」くらいがちょうど良いです。
時間に余裕ができれば、ココロにも余裕ができて思う存分キャンプを楽しめますよ!
5.サイトの電源って使わなければ料金を払う必要はない?
こちらは残念ながら
「使っていなくても支払う必要がある」が回答になります。
原則、キャンプ場の使用料は前払い。予約時またはキャンプ場の受付で支払うことになります。
電源サイトの料金も同様に前払いなので、例え一度も使わなかったとしても払戻はありません。
逆に、どんなに使っても使用料の追加徴収は基本的にありません。ただし、一度に使える電気の量には限りがあるので、計画的に使いましょうね!
ちなみに、おすすめの延長コードはこちら⇩⇩⇩
防水仕様になっていて安全!そしてコードリール(ドラム型延長コード)よりもコンパクトなのでキャンプにもってこいです。
片付編
楽しんで終わり!
ではないところがキャンプの奥深いところ。
初心者が苦戦する撤収にこそ、次のキャンプに繋がる”新しい発見”があるんです!
では、いよいよ帰宅の準備に取り掛かりましょう!
1.撤収をスムーズに行う秘訣ってある?
これは、、慣れるしかないです!!
何度も経験することで、自分なりの手順が確立していくはずです。
最初は撤収に2時間かかると考えておきましょう!「2時間も片付けするの!?」と思うかもしれませんが、時間が経つのはあっという間ですよ。
特に子どもがいる場合、計画通りに事が進むことなんてほとんどありませんからね。。。
我が家の撤収の秘訣についてまとめた記事があるので参考にしてみてください⇩⇩⇩
キャンプ撤収の極意7つ!片付けの順番を変えれば撤収時間は短縮できます!
また、車に棚を作れば、積み込みが面白いくらい速くなりますよ!こちらも参考までに⇩⇩⇩
車のトランクに収納棚をDIY!イレクターパイプで棚を作ったら積込みが断然ラクになりました!
2. 焚火のあとの灰はどうすれば良いの?
キャンプの醍醐味である「焚火」。
楽しむだけ楽しんで、片付けの時になって多くの人が戸惑うのが「残った薪や灰の処理方法」なんです。
こちらの記事にまとめてありますので、参考にしてみてください⇩⇩⇩
焚火で残った灰はどう捨てる?キャンプの前に知っておきたい3つの手順
簡潔にまとめると、「キャンプ場には灰を捨てる場所がちゃんとあって、火が消えていることを確認してから灰捨て場に捨てる」ということが書いてあります。
ぜひ、焚火をする前に流れを確認しておきましょう!
3.滞在時間の延長ってできる?
準備編でもご紹介した通り、キャンプ場によっては早くチェックイン(アーリーチェックイン)できたり、遅くチェックアウト(レイトチェックアウト)することもできます。
できるかどうかはキャンプ場に問い合わせてみましょう!追加料金が発生することもあるので併せて確認しましょうね。
はじめてのキャンプでは、設営も撤収も時間がかかります。可能であれば滞在時間を延ばすことをおすすめします!
4.チェックアウトって何をするの?
チェックアウトですることは、ホテルのチェックアウトと同じです。
サイト内をきれいに片付けたあと、最後に受付へ行きチェックアウトの手続き。追加料金が発生していればそこで支払うことになります。
また、「利用の手引き」など、返却の必要があるものがあれば返却します。
立つ鳥跡を濁さず
次のキャンパーのために、そしめ次回もキャンプを楽しむために、来た時よりもきれいにして帰ることを心がけましょうね!
まとめ
今回は、はじめてキャンプをする人に向けて、よくある疑問を1つひとつ解決してきました。(解決できましたでしょうか?)
皆さんのはじめてのキャンプが「楽しい思い出」になることを切に願っております!
これからも参考になる記事を書いていきたいと思いますので、ときどき覗きに来てみてくださいね。
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