キャンプ場はどう選ぶ?キャンプ初心者がチェックすべき6つのポイント

camp site

キャンプ場ってたくさんあって違いが分からない…。何を基準に選べばいいの?

「キャンプ場はどこも同じでは?」と思っている人もいるかも知れませんが、これは大きな勘違い。キャンプ場にはそれぞれウリがあり、それぞれの楽しみ方があります。

もちろん、「初めてキャンプをする人に向いているキャンプ場」も存在するわけです!

今回は、キャンプ未経験の人がキャンプ場を選ぶ時のポイントをご紹介します。あなたに合ったキャンプ場を選んで、楽しいキャンプライフをスタートしましょう!

この記事を読んでほしい人
  • キャンプ初心者の人
  • キャンプをしてみたい人
  • キャンプ場選びに悩んでいる人

予約前に知っておきたい「サイトの種類」

キャンプ場でテントを張る場所のことを「サイト」と言います。サイトは区画サイトフリーサイトの2つに大別されます。それぞの特徴を理解した上でキャンプ場の予約をしましょう。

区画サイト

 section camp site

ロープや植木、杭などで区画が仕切られていているのが「区画サイト」。予約をすることで”あなた専用の区画”が確保されるので、予約さえできれば確実に泊まれる安心感があります。もちろん、区画内であればレイアウトは自由。プライバシーを確保しやすく、周囲を気にせずにキャンプを満喫できるのが最大の利点です。

区画サイトの中には、AC電源が使えるサイトや、プライベート用の水道がついているサイトもあります。サイトの大きさや設備はキャンプ場によって違いますので、予約サイトや電話で確認しておきましょう!

初めてのキャンプやファミリーキャンプは区画サイトがおすすめ!

フリーサイト

free camp site

区画サイトと違ってテントを張る場所が指定されていないのがフリーサイト。現地を見て好きな場所にテントを張ることができます。また、空いている日であれば区画サイト以上に広々と使うことができるのもフリーサイトならではの利点。予約なしで利用可能なところもありますよ。

一方で、条件の良い場所は先客がいる可能性があるため、希望の場所を確保できるかはキャンプ場へ行ってみないと分かりません。人出の多い大型連休などは、隣の人との距離が十分に取れないこともあります。
どちらかと言えば、キャンプ慣れした人向けのサイト形態と言えるでしょう。

 

初めてのキャンプ場選びのチェック項目

初めてのキャンプは、キャンプ場選びが重要です。予約をする前に確認しておきたい「キャンプ場選びのチェック項目」をまとめてみましたので、参考にしてみてください。全ての項目を満たしていれば、キャンプ初心者でも快適に過ごせること間違いなしです!

1.区画サイトの大きさは?

区画サイトの大きさはキャンプ場によってまちまち。同じキャンプ場の中でもさまざまな種類が用意されているところもあります。

大きさの目安は、最低でも8m×8m、ツールームテントなど大型のテントなら10m×10mの広さは欲しいところ。使用するテントの大きさを確認し、余裕のある区画を選びましょう。
車を区画内に停める必要があるかどうかも確認すべきポイント。区画とは別に横付けできる駐車スペースがあることが理想的でしょう。

MEMO

タープを使う場合は、ロープを四方に張る必要があるため広めの区画が必要です。区画の広さに合わせてタープの設営方法を変えてみると良いかも。

 

2.キャンプ場までの距離は?

キャンプ場を予約する前に、自宅からのキャンプ場までの経路と所要時間を確認しておきましょう。慣れるまでは、遠くても1時間〜1時間半程度で着くことができるキャンプ場にしておくことが賢明。慣れない設営や撤収で体力を使うので、なるべく近い場所でお試しキャンプをするのがおすすめです。

Googleマップを使えばキャンプ場までの距離と所要時間を簡単に調べることができますよ。

 

3.AC電源は使える?

キャンプは自然が相手。季節や時間帯によっては気温の日較差がだいぶ大きいので、快適に過ごすために「AC電源付きサイト」を予約することをおすすめします。
AC電源が使えれば、扇風機や暖房器具を使うことができますよ。スマホや充電式ランタンの充電も心配ありません。連泊するなら必須かもしれませんね。

AC電源を使うためには、プラスで500円〜1,000円ほど料金がかかります。が、あとで後悔するよりお金で”安心”を買っておいた方が良いでしょう。

MEMO

最近はコロナの影響でキャンプ場のドライヤーが使えないところが多いです。ドライヤーも持って行くと良いですよ。

★AC電源を利用するにはコードが必要。おすすめはこちら⇩⇩

 

4.シャワーやお風呂はある?

今やキャンプ場にもシャワーやお風呂が完備されている時代。1日の疲れと汚れを取るために、シャワーやお風呂があるキャンプ場を選ぶことをおすすめします。
特にファミリーキャンプの場合、お子さんは遊びまわってたくさん汗をかくでしょう。そのままの状態で寝ると、夏場でも身体が冷えてしまうことがありますし、汗疹になる可能性もあります。

その日の汚れと疲れは、その日のうちに取るようにしましょう。

MEMO

キャンプ場によっては貸切風呂があるところも。予約が必要なところがほとんどなので、キャンプ場へ確認してみましょう。

 

5.炊事場はお湯が使える?

夏の晴れた日であれば問題ないですが、雨の日のキャンプや春秋冬のキャンプでは、炊事場でお湯が使えるかどうかは重要なチェックポイント。
冷水しか使えないと、後片付けが億劫になるだけでなく、身体が冷えてしまうことに繋がりかねません。一度身体が冷えてしまうとなかなか回復しないのが自然の中で生活するキャンプの怖いところ。

お湯が使えるキャンプ場を選んで、健康で快適なキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

6.キャンプ場予約サイトの口コミは良い?

他人の経験談が載っている「口コミ」ほど有益な情報はありません。キャンプ場予約サイトには、キャンプ場を利用した人の口コミがたくさん投稿されています。何が良くて何が物足りなかったのか、正直に書いている人が多いので、判断材料の1つにしてみてください。

もちろん、口コミはどれも個人的な意見なので参考程度に。最終的には自分の直感を信じてみましょう!

camp siteキャンプ場の検索サイトを徹底比較!キャンプ初心者におすすめなサイト5つ!

 

初めてのキャンプ場選びのコツ:まとめ

takibi

最後に、キャンプ場選びのチェック項目をもう一度まとめておきます。

  1. 区画サイトの大きさは?
    →最低でも8m×8m。テントのサイズに合わせた区画選びを!
  2. キャンプ場までの距離は?
    →初めてのキャンプはなるべく近めが吉!
  3. AC電源は使える?
    →電源サイトなら冷暖房も充電も利用可能!
  4. シャワーやお風呂はある?
    →その日の汚れと疲れはその日のうちに取るのが鉄則!
  5. 炊事場はお湯が使える?
    →お湯が出れば片付けが捗る!身体も冷えなくて◎!
  6. キャンプ場予約サイトの口コミは良い?
    →他人の経験談は最大の判断材料!参考にすべし!

初めてのキャンプでは、多少料金が高くても設備の整ったキャンプ場へ行くことを強くおすすめします。料金が高いところは、それだけ施設が充実していて管理が行き届いていると言って良いでしょう。

雑誌やキャンプ場のHP、他の人の意見を参考にしながら、あなたに合ったキャンプ場を探してみてください!

 

camp Value bookキャンプ場が安くなるお得な本をご紹介!年3回以上キャンプへ行く人必見!

reading a bookキャンプ初心者におすすめの本5選!口コミの良い入門書を徹底比較!

firewood薪はネット購入がおすすめな理由3つ!楽天で買えるプレミアム薪は焚火の概念が変わります