と思っているキャンパーは年々増えてきているように思います。
同時に、そんなおしゃれキャンパーの欲を満たしてくれる”おしゃれなキャンプギア”が急増しているのも事実。
今回は、そんなおしゃれなキャンプギアの1つ、「テキーラキッチンレッグ」を使ってキッチンテーブルを自作してみました。荷物を少なくするため、キッチンテーブルの板は車の荷台の収納棚としても活用できるように制作。その方法を詳しくご紹介します。
DIYに挑戦して、愛着のわくキャンプギアを増やしてみてはいかがでしょうか?
- テキーラキッチンレッグについて知りたい人
- キッチンテーブルが欲しい人
- 自分だけのキャンプギアが欲しい人
目次
テキーラキッチンレッグとは?
カスタマイズ可能なキッチンテーブル
出典:DOD商品紹介ページ
テキーラキッチンレッグとは、キャンプブランドのDOD(ディーオーディー)が販売している鉄製のキッチンテーブル専用レッグ。
3個セットになっていて、専用プレートやワンバイ木材を利用することで、キッチンの作業台とツーバーナースタンドが簡単にできてしまいます。必要に応じて下に棚をつけることもできますよ!収納スペースとしても大活躍間違いなしです。
他の製品との組み合わせ次第でいろいろな使い方ができるため、自分の使いやすいようにカスタマイズできるところが◎!しかもマットブラックでおしゃれに見えますよ!
テキーラキッチンレッグのサイズ
サイズは次の通り。
出典:DOD商品紹介ページ
高さ88cmのレッグ2つと、高さ77cmのレッグ1つがセットになっています。
実際には、キッチンテーブルの脚は斜めになるので、テーブルの高さは80cm前後になります。
テキーラシリーズ
DODでは、キッチンレッグ以外にも様々な「テキーラシリーズ」を販売しています。
どれもこれもマットブラックのアイアンがかっこいいですね!用途に合わせてシリーズものを集め、統一感を出すとより一層おしゃれになりそうです。
テキーラキッチンレッグに使うプレートを自作してみた!
テキーラキッチンレッグ用に、専用プレート(上のテキーラシリーズ参照)が販売されていますが、今回はプレートを木材で自作してみました!その様子をご紹介します。
自作するメリット
専用プレートを買うより断然お得!
DOD(ディーオーディー)では、テキーラキッチンレッグ用に「テキーラプレート」を販売しています。
厚さ3mmの鉄を使用したプレートで、焚き火の上で使えるほどタフな仕上がりになっています。
もちろん“専用”だけあって使い勝手は良さそうなのですが、何枚も揃える必要がありコスパが良いとは言えません。
自作すれば、木材を使って専用プレートより断然安く作ることができます!焚き火の上で使うことがなければ、木で十分ですね!
専用プレートより扱いやすい!
専用プレートはその重さがネックになります。
1枚のプレートのサイズは長さ91cm、幅14cmで重さは約2kg。テキーラキッチンレッグの幅は約30cmあるため、ツーバーナーテーブルにするには1カ所につき2枚の専用プレートが必要になります。
それを3カ所に設置するとしたら、
2kg×6枚=12kgになります。さらにテキーラキッチンレッグ本体の重さが5.8kgなので、総重量はなんと約18kg!!
他にも荷物があることを考えるとちょっと重いですよね…
木材にすることで重さを半分以下に抑えられ、荷物の積み下ろしが楽になりますよ!
自分だけのアイテムができる!
自作する最大のメリットはこれでしょう!自分でサイズや形、色を決められるため、誰ともかぶらない世界に1つだけのテーブルが完成します。
アイディア次第で使い勝手の良いテーブルになりますよ。
木材でつくることで、ナチュラルな風合いを出すのも◎!使い込むことで良い味が出てくるのも楽しみになりますね。
プレートを自作するために用意するもの
- 板(長さ90cm、幅28~29cm、厚さ2cmがbest)
- ヤスリ(紙ヤスリでOK)
- ペンキ or ステイン
必要に応じて用意するもの
- カンナ or 電動ヤスリ(板の角の面取りに使用)
- ニス(ステイン塗布後の保護に使用)
天板は車の荷台に使える2way仕様にしてみた!
今回の一番のこだわりは、天板を車の荷台の棚板としても使えるようにしたことです。
キッチンテーブルとして使うだけだと、行き帰りは“大きな荷物”になってしまいます。
「せっかく板があるのにただの荷物になるのはもったいない!」ということで、こんな感じに車の荷台の棚板にしました。
荷台の改造についてはこちらをご覧ください。
車のトランクに収納棚をDIY!イレクターパイプで棚を作ったら積込みが断然ラクになりました!
プレートの作り方
手順① 板の角を面取りする
「ワンバイ材」を使うのであればそれほど必要がない作業ですが、
角の尖った集成材を使うなら角を面取りしましょう!角を丸めることで、怪我の防止に繋がります。見た目もシャープな仕上がりになりますよ。
カンナか電動ヤスリを使って、角を削っていきましょう。どこまで削るかは完全に好みです!
我が家では、もともと角ばっていた板をカンナを使ってこんな感じに削りました。
カンナで削る場合、板の面に対して斜め45度の角度で削ると綺麗に削れます!
手順② 板にヤスリをかける
ペンキやステインで色付けをする前に、板に紙ヤスリ(サンドペーパー)をかけてすべすべにしましょう!
板の表面の凹凸がなくなることで、色ムラのない綺麗な仕上がりになりますよ。
凹凸やささくれが酷い場合は、最初に目の粗いヤスリで削ったあと、目の細かいヤスリで削ると綺麗になります!ちなみに、紙ヤスリの番手(番号)は小さいほど目が粗いためよく削れ、数字が大きいほど目が細かく滑らかな仕上がりになりますよ。
手順③ ペンキorステインを塗る
ここでどんな色を塗るかで個性が出ますね。
我が家でオーク材色のステインをウエス(布)につけて満遍なく塗り込みました。
ちなみに、ウエスに使ったのは使い古した子供服。(今までありがとうー!)
ステインは好みの濃さになるまで重ね塗りしましょう!ステインを塗ったあとニスや蜜蠟を塗ると色移り防止&防水加工になりますよ!
手順④ 乾かして完成!
ステインを塗りっぱなし(ニスを塗らない)のであれば、乾いたウエスで表面をゴシゴシしておきましょう!服やほかの物への色移り防止のためです。
完全に乾燥したら、テキーラキッチンレッグをつけて完成です!
補足:安さ軽さ扱いやすさを求めるならワンバイ材が◎!
我が家では、見た目重視&車の荷台の天板に使用するために大きめの板を使いましたが、
安さと持ち運びのしやすさと設営のしやすさを考えたら「ワンバイ材」を使うことをオススメします。
「ワンバイ材」とは、ホームセンターなどで安く購入できる厚さ19mmの木材のこと。テキーラキッチンレッグに使うなら、「1×6(ワンバイシックス)」と書かれている幅14cmの板を用意すると良いでしょう。
テキーラキッチンレッグのプレートを入れるところの幅は約30cmなので、写真のように「1×6」のワンバイ材を2枚並べると丁度良い幅になります。
出典:DOD商品紹介ページ
安く手に入りますし、他の木材に比べて軽いので扱いやすいです。
ただ、厚さが19mmと少し薄めなので、テーブルの脚が開き気味になってしまいます。気になる場合は薄い板を張り付けるなどして厚さを調整しましょう。
まとめ
今回は、テキーラキッチンレッグのプレートを自作したことについてご紹介しました。
テキーラキッチンレッグは、その名の通り”脚だけ”の販売でプレートは別売になっています。
つまり、発売当初からプレートを自作できるよう設定していたのでしょう(推測ですが)。
カスタマイズのしやすさがウリの商品なので、プレートも自作して「世界に1つだけのテキーラキッチンテーブル」を作っちゃいましょう!
自作することで、愛着が湧いてくると思いますよ!
板さえあれば簡単にできるので、この記事を参考にトライしてみてください。