キャンプ初心者にとって、設営をスムーズに行うことは課題の1つではないでしょうか。
誰しも最初は初心者。初めから要領よく準備できる人はいないのでご安心ください。私も初めてのキャンプでは設営に2時間以上かかりました…。
我が家より遅い時間にチェックインした隣の家族が、先に設営を終えて遊びに行ってしまったことを今でも鮮明に覚えています。
そんな我が家でも、今では理想に近いくらいスムーズに設営ができるようになりました。今回は、誰でもすぐに実践できる設営をスムーズに行うコツをご紹介します!参考にしてみてください。
- 初心者キャンパーの人
- 設営に苦手意識がある人
目次
極意その1 設営前にレイアウトをバシッと決定すべし!
レイアウトはキャンプの快適さを決める大事な要素。テントの設置場所、テントの向き、キッチンスペースやテーブルの位置、焚火をする場所などは、設営前にバシッと決めておきましょう。特にテントやタープは、一度設営してしまうと動かすのが大変。大幅な時間ロスになります。キャンプ場についたら先ずはレイアウトをどうするか、時間をとってじっくり考えましょう!
レイアウトを決める際の主なポイントは次の3つ。
- プライバシーを確保できるようにする
→特に寝室は隣の人と近くならないように! - 焚火ができる場所を確保する
→テントから2m以上距離をとれるように! - キッチンスペースの導線をイメージする
→キッチンとリビングを近くすると快適度UP!
サイトの大きさによってレイアウトも変える必要があります。予めパターンをいくつか考えておくと良いでしょう。
キャンプでは風向きに要注意。焚火の火の粉や煙がテントに向かって飛んでいかないように気をつけましょう。さらに、テントの出入り口は風下に向けるのがベスト!
極意その2 設営前に荷物はブルーシートに広げるべし!
効率よく設営を行うためには、荷物を見える化させることが効果的。設営の邪魔にならない場所にブルーシートを敷き、必要なものを車から出しておきましょう。荷物の一時置き場をつくることで、ものを探す時間が減りますし、車へ何度も戻る必要がなくなります。
ブルーシートはすぐに取り出せる場所に用意しておくのがオススメ。車のドア付近に入れておけば、すぐに設営にとりかかれますよ。
ブルーシートは、四隅にペグダウンができる穴があるものを選ぶと◎!風が強い日でもストレスなく準備が捗ります。
極意その3 収納袋は必要最小限にすべし!
キャンプ用品を袋から出し入れするのは、意外と時間がかかるもの。設営と撤収の時間を短縮させるために、思い切って袋を使うのやめてみてはいかがでしょうか。
もちろん、袋があることでキャンプ用品本体や車を保護することができますし、持ち運びに便利です。が、意外と袋がなくても平気なものもあります。「袋に入れるべきモノ」と「袋に入れなくても大丈夫そうなモノ」を選別してみましょう!
“余計なひと手間”を無くすことで設営スピードは格段にアップします!
極意その4 組立式のギアは予めセットすべし!
キャンプ用品は、持ち運びやすさを追求してコンパクトになる物がほとんど。しかし、オートキャンプの場合は、そこまで小さく収納しなくても良いものもあります。
例えば、折り畳み式のハンガーラック。幾つものパーツに分かることができますが、複数のパーツを連結させたままでも嵩張ることなく車に積めます。キャンプ場へ着いたらすぐに設置できるの楽チン!他にも、タープ用ポールも2つ繋げたままでも積めることが多いです。
荷物が嵩張らない程度に、組立式のものはセットしておくと設営も撤収もかなりの時間短縮になりますよ。
★このハンガーラックはショックコードタイプで組み立てやすいのでオススメです!⇩⇩
極意その5 ペグとハンマーは頑丈なものを使うべし!
設営において、ペグ打ち(ペグダウン)に費やす時間は結構なもの。ペグはものによって刺さりやすさが全然違います。テントやタープに付属しているペグやハンマーは、買い替えた方が良いでしょう。
ペグには素材や形状によってさまざまな種類がありますが、おすすめは「鍛造ペグ」というもの。石をも砕くほど頑丈さで、砂地以外のほぼすべての地面で使うことができます。固い地面や砂利のサイトでも面白いくらい簡単に打ち込むことができますよ。
また、ペグを打つハンマーも重要視したいところ。ペグハンマーと名前がついているものなら、打ちやすさはもちろん、ペグを抜くフックやホールもついているので時短には欠かせません。
どちらもそこそこ値は張りますが、一度買ってしまえば一生ものです。
★おすすめのペグ&ペグハンマーはこちら⇩⇩
ペグの長さもさまざまですが、テント用なら20cm、タープ用なら30cmが目安。風の強さや地面の状態によって使い分けましょう!
キャンプの設営をスムーズに行う5つの極意 まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後に、今回ご紹介した設営の極意をおさらいしましょう。
- 設営前にレイアウトをバシッと決定すべし!
- 設営前に荷物はブルーシートに広げるべし!
- 収納袋は必要最小限にすべし!
- 組立式のギアは予めセットすべし!
- ペグとハンマーは頑丈なものを使うべし!
使っているキャンプ用品によって、時短ができるポイントが違うと思います。回数を重ねて”あなたなりの極意”を見つけてみてください。
キャンプ撤収の極意7つ!片付けの順番を変えれば撤収時間は短縮できます!