キャンプ場のマナー5つ|キャンプ場へ行く前に知っておきたいキャンプの常識

camp manners

これからキャンプをはじめたいんだけど、キャンプ場での決まり事って何かあるの?

はじめてキャンプをする人であれば、誰もが疑問に思うことでしょう。

キャンプ場へ行けば周りはキャンプ経験者ばかりに見えてしまいますよね。「自分だけ変なことしてたらどうしよう…」なんて不安になるのも無理ありません。

事実、キャンプ場にはキャンプ場の「ルール」があり、キャンパーには暗黙の「マナー」が存在します。

でも安心してください。
今回ご紹介する内容を押さえておけば、キャンパーとしての基本はバッチリ!「マナー」を守り、堂々とキャンプデビューしちゃいましょう!

この記事を読んでほしい人
  • これからキャンプをしたい人
  • キャンプの経験はあるけど、マナーについておさらいしたい人

 

キャンプには暗黙のルールも!一体なぜ?

そもそも論になりますが、なぜキャンプにマナーが必要なのでしょうか?
当たり前すぎて考えもしないことかもしれませんが、一度整理しておきましょう。

答えはズバリ!

① 施設を共有するため
② 自然環境を守るため

施設を共有するため

キャンプ場にある“環境”はすべてみんなのものです。洗い場やトイレ、お風呂などの施設設備は当たり前ですが、きれいな空気、大自然の静けさ、土の香りなども含め、すべてみんなが共有するものです。そこにいるみんなが快適に過ごすために、キャンパーとしてのマナーが必要になるのです。

自然環境を守るため

これは説明するまでもないですよね。自然環境は壊すのは一瞬。でも回復するまでにはその何十倍、何百倍もの時間がかかります。今ある自然環境を維持するために、キャンパーの正しい行動が必要なのです。

さぁ、ではキャンプでのマナーについて1つ1つ見ていきましょう。

これだけは必ず守るべき!キャンプのマナー5つ

キャンプのマナー1:他人のサイトに入らない

テントを貼るスペースが決まっている区画サイトでは、他人の区画に入ることはタブーです。
「近道できるから」という理由で安易に他人のサイトへ入らないようにしましょう。

他人の区画に入ること=他人の家の敷地に入ること

つまり、言ってしまえば「不法侵入」と一緒です。お金を払ってその日1日その区画を借りているわけですから、侵入されたら気持ちの良いものではないですよね。

フリーサイトであっても、他の人のテリトリーに入らないように気をつけたいものです。

自分がされて嫌なことは他人にしない。この気持ちを常に持って行動すれば大丈夫です!

注意

テントを張るときのロープも他人の区画へ入らないようにしましょう!

 

キャンプのマナー2:21時以降は静かに行動

キャンプへ行くと、ついつい開放的になってはしゃぎたくなりますよね。焚火の前で美味しいお酒飲んで、仲間と楽しい会話で盛り上がるのがキャンプの醍醐味!なんて人も多いハズ。

ですが、「キャンプ場はみんなの共有スペース」であることは頭に入れておきましょう。小さなお子さんを連れている方もいますし、静かに自然を満喫したい人もいます。

キャンプ場の消灯時間が22時ごろになってきる場所が多いですが、21時になったら静かに過ごすように心がけましょう。夜のキャンプ場はあなたが思っている以上に音が響きますのでご注意を。

注意

スピーカーを使って音楽を聴く際は日中でも音量にご注意を!自然の音を楽しみにしている人も大勢いますよ。

 

キャンプのマナー3:夜間は車の開け閉めをしない

オートキャンプに限った話にはなりますが、消灯後は車の開け閉めを控えましょう。車を開け閉めするときに出る「ピピッ」「バンッ」という音は、キャンプ場に響き渡ります。
テントの防音機能はほぼ0なので、場合によっては寝ている人を起こしてしまいます。

周りの人に配慮して、荷物の出し入れは就寝前に終わらせましょう。

もちろん、エンジンを付けっぱなしにしたり、車のライトを使うのは言語道断。緊急のとき以外は辞めましょうね!

 

キャンプのマナー4:子供を放置しない

意外とやっている人が多いのがこれ。大人が設営をしている間に子供を川で遊ばせたり、大人がお酒を嗜んでいるときに子供がキャンプ場を散策したり…

親としては楽なのでそうしたくなる気持ちはよく分かりますが、もし子供に何かあったらその責任は誰にあるのでしょう?もちろんあなたです。子供ではありません。

キャンプは自然相手なので何が起こるか分かりません。注意を払っていても怪我をすることもありますし、迷子になってしまったり最悪川に流されてしまったり…
そうでなくても、他人の迷惑になることを悪気もなくしてしまうのが子供です。

子供の面倒を見るのは親の責任。
子供の行動に責任を持って、子供が見える位置にいるようにしましょうね!

 

キャンプのマナー5:キャンプ場のルールは絶対!

キャンプ場にはそれぞれ利用規定があります。事前に熟読し、ルールを破らないようにしましょう。

例えば、ゴミの分別の仕方。自治体によってゴミ出しの方法はさまざまなので、キャンプ場ごとにルールも違います。「他の人がやっているから」という理由で、分別せずに出すのは絶対に✖︎。

あなたが捨てたあと、管理人さんや回収業者の方がどれだけ苦労しているか、想像してみてください。

逆の立場だったら「いい加減にしろよ!」ってなりますよ、きっと。

ゴミ出し以外にも水場やお風呂の使い方など、施設利用に関するルールはあります。ルールを守れることを約束して予約しているわけなので、責任を持った行動をしましょう!

 

まとめ

今回は、キャンプ場でのマナーについて説明しました。

  1. 他人のサイトに入らない
  2. 21時以降は静かに行動
  3. 夜間は車の開け閉めをしない
  4. 子供を放置しない
  5. キャンプ場のルールは絶対!

せっかくのキャンプで嫌な思い出を作らないように、また、周りの人に嫌な想いをさせないために、マナーを守って行動しましょう!

キャンプ場には子供たちもたくさんいます。子供の見本になれる、カッコいいCamperになりたいものですね!

 

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