【極秘】6年間勤めた高校教師を辞めました。その理由は…

teachers

私は、大学を卒業してから6年間、高校の教員として教鞭を執っていました。現在はと言うと…ごくごく普通の事務職員として働いています。しかも、業務の内容は教員とは全く畑違いの「人事」の仕事。

今回は、どうして私が教師を辞めて事務職に転職したのかを赤裸々に告白したいと思います。
「こんな考え方もあるんだな」と、参考程度に読んでみてくださいね。

この記事を読んでほしい人
  • 働き方に悩んでいる人
  • 転職を考えている人
  • 自己啓発を図っている人

転職理由1 社会人としてスキルアップしたかった

businessman

転職をした1つ目の理由は、教員以外の職を経験して、社会人としてのスキルアップをしたかったからです。

教員の世界は”ゆるい”

よく言われる話ですが、教師の世界は良くも悪くも”ゆるい”です
服装は何を着ていてもあまり指摘されませんし、髪型や髭についても決まりは特にありませんでした。授業がない時間は”各自の時間”であり、打ち合わせがなければ特に拘束されません(もちろん授業準備などで忙しいですが)。席でお茶を飲むのもお菓子を食べるのも自由です。

メールはあまり使いませんし、(私も含め)Excelの関数を使える人も多くありません。はっきり言って、社会人としての常識を知らないのでは?と思うような人もチラホラ…

このような”ゆるい”環境が嫌だったわけではありませんが、専門科目や教え方の知識はついても社会人としてのスキルはあまり上がらないのでは?と思ったのです。

私は大学を卒業してすぐに教員になったため、社会人としてのスキルに自信がありませんでした。なので、一般企業に入って社会人としての常識とスキルを身につけ、自分に自信をつけたいと思ったのです。

 

転職活動もスキルアップの一環

一般企業を受けるとなると、履歴書や職務経歴書、面接対策、筆記試験対策、論文対策などなど…それなりに準備をしますよね?
この準備に費やす時間が、そのまま自分を向上させる時間になると思ったことも転職活動の原動力になりました。

転職活動を通じて様々な知識を身に付け、転職してからさらに視野を広げ技術も身に付けたら、将来の”可能性”はどんどん広がるはず——。
そう考えたらそれまで悲観的だった”転職”という言葉が、前向きな明るい言葉に変わっていきました。

転職をした理由は後述の通り他にもありますが、常に自分の気持ちを奮い立たせ、物事をポジティブに考えていたことが、転職を成功させた要因の1つだったと思います。

 

転職理由2 他人の子より我が子の教育がしたかった

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2つ目の理由は、他人の子より我が子を優先して面倒を見てあげたかったからです。

教員は多忙過ぎた…

教員の生活は多忙です。
私の場合は、毎朝6時過ぎに家を出て、7時半には授業の準備や生徒の指導を始めていました。日中は授業を行い、放課後は生徒指導と部活指導。部活が終わる19時半から次の日の授業の準備や他の業務をし、家に帰るのは22時。家についても「おかえり」の声はありませんでした。

平日だけなら、「そんなの仕事なんだから大変なのは同然でしょ」と言われるでしょう。しかし、教員の仕事は平日に留まりません。

土曜日は午前中に授業を行い、午後は部活動の指導。結局帰る時間は平日と同じになります。日曜日はというと、ほぼ毎週部活の大会の引率や審判の仕事になります。

ちなみに、所定の勤務時間は平日は8時半~16時、土曜日は8時半~13時でしたが、定時で終われることはありませんでした。教員にとって”定時”はあってないようなものなのです。

 

時間外勤務は全てサービス

対価があれば、”家族を養うため”と腹をくくって続けられたでしょう。
しかし、実際には部活動の手当は平日も休日もほぼありません。私の勤めていた学校では、部活動手当は月額3,000円でした。

休日に大会や引率で1日つぶれても、お金にはなりません。独り身であれば、趣味の1つとして続けていたでしょうが、家族がいる私には、対価なしで家族との時間を削るのは気が進まないことでした。

もちろん、部活動の指導は教師としての遣り甲斐を感じられる時間であり、大好きな時間でしたし、今でも時間があれば高校生に授業をしたり部活動で身体の使い方を教えてあげたいです。

ただ、家族の時間を削ってサービスでできるかと言うと…やっぱり考えてしまいますね。

 

父親としての役割を果たしたい

私が転職を固く決意した背景には、子育てにかかわる2つの思想との出会いがありました。

転職を決定づけた2つの思想
  1. 子を持つ者として、自分の子どもを教育できてやっと他人の子どもを教育できる
  2. 他人の子どもはいつでも教育できるが、自分の子どもは今しか育てられない

この考え方に出会った瞬間、「今は自分の子どもとの時間を優先すべき時なんだな」って悟ったのです。

転職したことで、教育現場の第一線から離れてしまったことは寂しくもありますが、希望通り自分の子ども達との時間は増え、ママの笑顔も増えたので後悔はしていません。

理由3 自己研鑽する時間が欲しかった

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転職理由2で「家族との時間を増やしたかったから」と書きましたが、実は自分の時間も欲しかったのが本音です。

平日は家に寝に帰るだけの日も多く、自分の時間として費やせるのは電車の中だけでした。
しかし、毎日の業務で疲れ切っていたため、電車の中は自分の身体を休める大事な時間になっていました。
結果、電車の中では何もできずにいたのです。

 

休日はというと、日中は家族と過ごし、夜は授業準備ばかりしていました。

適当にやれば済むものを、いつも「もっと分かりやすい授業ができるはず」とばかり考えていました。(今振り返ると考えすぎだろって突っ込みたくなりますが…)授業の準備に終わりはなかったのです。
なので、休日も自分のための時間を十分に確保できずにいました。

 

人は自分が成長できていることを実感できるときに生きがいを感じる生き物です。
だから「自己研鑽」は人が人らしく生きるために大事な時間なのです。私にはその時間が足りなかったのです。

 

やりたいことはたくさんある。読みたい本もたくさんある。でも何もできずに毎日が終わる…
この状況を打破するための1つの策が「転職」だったのです。

もちろん、家庭を優先したい気持ちが1番強かったですが、転職したことで平日も早く帰宅でき、休日も増えたことで心に余裕が持てるようになりました。

ちなみに、転職したことで休日が増えただけでなく、年収も100万円以上UPしました!
家族の時間も自分の時間も増え、毎日充実しています。

 


ここまで、私が教師を辞めた理由を述べてきました。
教師は人を育てる素晴らしい職だと思います。その気持ちは今でも変わりません。

ただ、私は自分の幸せと家族の幸せのために転職を決意し、結果、人生が大きく好転しました。
「意志」と「勇気」があれば、転職はできますよ。

この記事が、あなたの転職活動の参考になれば幸いです。