あなたは毎日仕事を頑張りすぎていませんか?
人は誰しも他人に認められたい欲求を持っています。
いわゆる「承認の欲求」です。人に認めてもらうことで、自分の存在価値を見出すことができるのです。
でも、仕事は8割がんばれば必ず認められます。頑張りすぎる必要はないのです。
3つの理由をご紹介しましょう。
- 仕事を頑張りすぎてしまう人
- 効率的に仕事をしたい人
- 自己啓発を図っている人
目次
理由1 仕事が効率化し処理スピードが速くなることで信頼UP!
仕事を頑張りすぎる人ほど、完璧を目指します。
たしかに完璧にできればあなたは会社の中で一目置かれる存在になれるでしょう。
しかし、完璧を求めるとそれなりに時間を費やさなければなりませんし、完璧にするために何かを犠牲にしなくてはなりません。場合によっては、自分自身を追い込むことになってしまいます。
でも、考えてみてください。
あなたにとっての「完璧」は必ずしも周りの人にとっての「完璧」ではないはずです。
あなたの思う完璧
≠
他の人が思う完璧
あなたが時間と労力を費やして作った「完璧」は、水の泡になる可能性があるのです。
それはあまりにももったいないですよね。
仕事を頼まれたら、あなたが目指す完璧の8割程度の完成度で一度上司に見せることをオススメします。
8割の段階で見せることは、あなたにとって次のような利点があります。
- 余分な労力を使わずに済む
- 速く処理できた分の時間を他の仕事に当てられる
- 上司からアドバイスをもらいながら修正をすることでより良いものができる
- 完璧なものを出してから指摘されるより精神的ダメージが少ない
上司にとっても、頼んだ仕事が早い段階でチェックできるので、安心感が得られるはずです。
8割の完成度で提出することで、仕事の処理スピードが速まり、結果的に認められる人になれます。
決して、完璧を目指すことが会社の最適化に繋がるわけではないのです。
理由2 あなたの10割と8割は、他人にとっては大差ない!?
がんばっている人には酷な見出しですが、実際そうなのです。
メールの返信を例に説明しましょう。
完璧主義な人ほど、メールの返信を打つのに時間がかかります。
一つひとつの文言が適切かどうかを何度も考え、改行する場所にさえも拘るからです。
でも、考えてみてください。
あなたは送られてきたメールを見るとき、そこまで細かくチェックをしながら見ていますか?
恐らく、メールの内容をさらっと把握して、そのメールは閉じてしまっているでしょう。
そんなものなのです。
あなたの送るメールも、読む人はメールの文言や体裁を気にしていません。
もちろん、失礼のない文書で書く必要はありますが、基本は伝えたい内容が伝わればそれで良いのです。
メールの内容を例に出しましたが、他の業務にもだいたい当てはまります。
つまり、あなたが100%の力を費やしたとしても、80%の力で処理したとしても、周りの人からすると大差ないのです。
だったら、余計な労力は使わず、8割の力で速く処理した方が良いですよね?
ちなみに、できる人ほど、メールの返信は速いです。メールの文言ではなく、相手へのレスポンスを重要視しているのです。
返信が速いことで、相手からの信頼も得られます。
まずはメールの返信を8割で処理してみましょう。きっと、新しい世界が見えてきますよ。
理由3 あなたの余裕のある姿が周囲からの信頼に繋がる
あなたの職場に、いつもバタバタして落ち着きのない人はいませんか?あなたはその方を仕事ができる人だと思いますか?
恐らく、仕事において「信頼できる人」には当てはまらないでしょう。
少なくとも、仕事は頼みづらいですよね。
仕事ができる人は、いつもどこか落ち着いています。心に余裕があります。
決して楽な仕事をしているわけではないのに、です。
彼等はすべての仕事が「重要」だとは思っていません。いくつもの仕事の中から本当に重要なものをピックアップし、重要度によって取り組み方を変えています。
重要な仕事は120%の力を注ぎ、それ以外は80%の力で処理してしまうのです。
そうすることで、滞りなく仕事が進み、自分にも余裕ができます。結果的に、周囲からの信頼も得られる存在になれます。
あなたも仕事に優先順位をつけ、心にも余裕が持てる8割の働き方を身につけましょう。
いかがでしたでしょうか?
すでにやっているよという方も多いと思いますが、今の仕事の取り組み方を少し変えるだけで人生は大きく変わります。
「自分」という資産を大事にしながら信頼を得られる働き方を目指しましょう。